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スポーツコードユーザーカンファレンス報告書 前編

2009.04.23/Thu/06:08:32

こんにちわ、トレヂエ通信特派員アコです。
あれよ、あれよと言う間に4月も終盤!
たいへん!この記事をアップしないと!!

 という訳で、大変お待たせいたしました。特に参加して頂いた方には、ご報告が遅れまして大変申し訳ありません。1ヶ月経ってちょっと落ち着いてきた頃ですので、思い出を辿るような気持ちでお読み下されば、と思います。では、ご報告を福長より。



 今回5回目を迎えたユーザー・カンファレンス。ADSSチームはヘッドコーチの橘をはじめとして選手一同準備に余念ありませんでした。特に最初の節目ともいえる「第5回目」を記念して、ビデオ分析を現場で使っているパイオニアを招き、『現場の智慧』をぜひ披瀝してもらおうと、昨年から人選や招聘の交渉を重ねてきたので、成田にウォルト・ロックさんを出迎えに行った橘肇・比佐央はきっと武者震いしていたことでしょう。

 東京で2回、関西でも2回、NBAのビデオコーディネーターを15年に亘って務めてきたウォルトさんにセミナーやプレゼンテーションをしていただいたあと、いよいよ3月28日、ADSSスタジオの準備もスタッフのサポートよろしく整って↓
準備中

カンファレンスの当日となりました!
開始前

 今回は、南は鹿児島から北は宮城まで、34人のユーザー(とユーザー候補者!)がお集まりくださいました。フィットネスアポロ社とスポーツプログラムスのスタッフも入れると総勢50人になろうという参加者。

 メインスピーカーは、ラグビーウェールズ代表チームのコーチを務め、日本でも多くのチームの指導経験を持つキース・ディビスさんと、
キースさん

 バスケットの頂点NBAのフェニックス・サンズとシアトル・スーパーソニックスで通算15年の経験を持つウォルト・ロックさん。
ウォルトさん


 まず皮切りに30年以上トレーニングの現場をあちこちで目にしてきた弊社社長の比佐仁が、1980年代初めに当時コト・リサーチセンターと呼ばれていたギデオン・エリエール博士の研究所で、三次元動作分析のコンピュータシステムに出会った時の話から始りました。

 その当時はまだパーソナルコンピュータなど影も形もなく、大きな部屋いっぱいのコンピュータが唸り声を上げていたのですが、その時ギデオンは『すぐにコンピュータはもっと小型化されるよ、通信システムを通して、同時に同じデータを世界中で手にすることができるようになる』と言っていたそうです。

どうやらこんなに大きかったらしい。
社長

 その予言はすべて現実のものとなりました。コンピュータという道具を使うことによって、それまで何人もが何日もかかって処理していた動作分析がごく短い時間で正確に行なえ、1991年の東京国際陸上でマイク・パウエルが走り幅跳びの世界記録を破った時にも、ADSSチームの前身がギデオンをサポートして予選のデータを分析しアドバイスしていたエピソードを交えながら、【でも、その道具を持っているからといって、持っている人がみんな同じ結果が得られるわけではない。何のためにデータが欲しいのか、何をデータから読み取るのか、それをどう生かすのかが結果をもたらす】という当たり前の、しかし簡単に忘れられてしまう大原則の話でした。


 そのあとADSSチームヘッドコーチの橘が、スポーツコードに関する簡単な開発の歴史とホットなニュースをいくつかお知らせし、また今回のユーザーレポートの最優秀賞にはスポーツコード・プロとはいかないけれど、ゲームブレーカー・プラスのライセンスが賞品として用意されているという発表がありました 昨年のユーザー・カンファレンスでの参加者のみなさんのリクエスト(?)にお応えしたADSSチームの意気を感じていただけますでしょうか。

 ゲスト・スピーカーはまずKeith Davisさん。スポーツコードができた当初からの筋金入りユーザーです。ラグビーでのコーチ経験も母国イギリス(というよりウェールズ)だけでなくオーストラリア、日本では高校・大学・社会人チームでそれぞれ全国大会出場や全国優勝などの実績を誇っています。日本での経験も長くなり、日本語でのレクチャーとなりました。

 『アナリスト』と『コーチ』。この役割の違いをまずしっかり持つこと。チームの舵を取るのはコーチであり、分析結果からどうチーム作りをし、選手を指導していくのは『コーチ』の仕事なのだ、それをアナリストとしてやってはいけない、ということをまず初めに述べるところからキースさんの話は始まりました。映像は嘘をつかない。けれども映像がダメージを与えることもある、ということを認識しておかなければいけない。アナリストはコーチのために仕事をするのであって、その立場を混同するな、という最も大切な基本的アドバイスです。

分析1

以下、キースさんのお話↓

 分析をする目的はチームの『向上』のためだが、どうしてもダメなところばかりを情報として与えてしまいがちになる。それだと、選手を『分析嫌い』にしてしまうので、注意しなければいけない。映像データをどのようにコーディングするかは、コーチとよくディスカッションした上で、コードウィンドウをしっかり作る。これで分析の質が決まってくる。アニメを作るにはスクリーン上で1秒の動きを作るのに延べ1000時間というような膨大な時間がかかるという。映像分析もコーチや選手に見せる画像の長さは短いけれど、準備にはやはりしっかり時間をかけて考えぬく必要がある。

 自分は試合中のコーディングのためにはタブレットを使っている。ラグビーのフィールドは広いので区切られた画面上だけでなく、自分の目でフィールドを見るためにはこれが非常に役立っている。タブレットは市販のものを利用してコードボタンを配置する。これで、試合中やハーフタイム、ゲーム直後に必要な情報をカバーし、もっと必要になるデータは後でコーディングしていく。得点・結果に繋がる要素はどこにあるかを見つけ、また対戦相手の『習慣的』な動きを見つけるのがポイントだ。

 試合だけでなく練習も含めてできる限り映像で記録し、必要なものをすぐに取り出せるように整理するためにはコードウィンドウのデザインが鍵を握っている。

 自分が使っているスポーツコードのシステムはチームのものではなく自分自身のシステムだ。以前伊勢丹のコーチをしていた時、伊勢丹の社長が有名な鮨屋に連れて行ってくれたことがあった。その時板前さんの使っている包丁はどれくらいの道具なのだろうと思って聞いてみたら、1本が80万円もするもので、プロとして仕事をするなら道具は自分で大事にしなければ、ということを聞かされた。それと同じで、コーチとしてプロの仕事をするためには絶対に必要な道具だと思ったので、スポーツコードは自分の道具として持つことにした。チームにアナリストという専門のスタッフがいればよいが、日本ではなかなかそうは行かない。この2年はコーチとしてではなく、アナリストとしてコーチの必要とするデータを映像データとリンクしてすぐに提供できるように心掛けてきた。

 自チームのS(strength:強み)とW(weakness:弱点)、P(Planned:計画したこと)とA(achieved:達成できたこと)、相手チームのS(strength)、W(weakness)、O(opportunity:得点できる機会)、T(threat:得点される恐れ)を見つけることが結果を出すための必要情報だといえる。こうやって得た情報を、どのように伝達するかが次の仕事になる。選手にどの時点で何を見せるか、コーチのリクエストによってすぐに準備できなくてはならない。コンピュータを使うよりもiPodを利用するのが今の選手には最も適しているようだ。ストリーミングでどこでも見られるようにするシステムも利用し始めている。


 ウォルトさんはHOT KEYを駆使しますが(後編でご紹介)、キースさんはラグビー畑の方。フィールドでの状況から目を放す訳にはいかないため、タブレットを使用。コレで逐次データ入力していきます。

 ボケボケでスミマセンが、こんな風にタブレットを持ってゲームを分析入力、スポーツコードでデータ処理を行います。
タブ使用中

キースさんデモ1

しかもこの上に貼付けてあるテンプレートは何種類もあって、ゲームに応じて違うシートを使うのだそうです。この使い込みようといい、凄い現場の智慧です。これを【トレヂエ】と言わずして何と呼べばいいのでしょうか?
タブレット

 このように、実際に使っているコードウィンドウやマトリックスなども参考に見せてくれたり、参加者からの質問に答えたりしながら、キースさんは話してくれました。ラグビー関係者の参加も多く、食いいるようにキースさんの話を聞いていたのが印象的でした。

休憩時間、ラグビー関係のユーザーの方はキースさんの所へまっしぐら。
キースさんデモ中


えー、というわけで、本日はここまで。後半もすぐに、
す・ぐ・に、参りますので!
(福長、ヨロシクお願いいたします)


おっと、こちらも宜しくお願いいたしまーす。
1号


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カテゴリ: スポーツコード
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この記事に対するコメント

もう1ヶ月とは...

今年も無事成功に終わりました。ウチが主催した4回のセミナーに参加してくださった100人近い参加者の皆さん、運営スタッフの皆さん、遅ればせながらどうもありがとうございました。
当日の朝、私がお願いした訳でもないのに、2人でそれぞれ話す内容を打ち合わせするキースさんとウォルトさんを見て、これから始まる話を想像してゾクゾクしたのがまだ昨日のことのようです。
カンファレンスの内容はここで詳細にリポートしくれるでしょうから、「ADSS日記」では、企画運営の立場からの裏話を披露します。こちらもぜひ。
URL | Director_H #-
2009/04/27 01:05 * 編集 *

遂に!

弊社のブレイン、Director_H の初登場です!コメントありがとうございます。特派員のボスでもあり、誤字脱字をやんわりと訂正してくださる、ありがたーい存在。しかし、それは世を忍ぶ仮の姿。弊社の【デジタル切り込み大将】として、日夜スポーツコードを操るのでございます。一年に一度のスポーツコードユーザーカンファレンスは言ってみればデジタル大祭り。スポーツ各界から沢山の方々が参加してくださいます。でもそれは同時にDirector_Hの日々の地道で誠実な努力の結晶を感じる一日でもあるのでございます。本当にお疲れさまでした!


URL | アコ #-
2009/04/28 11:27 * 編集 *
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